先日7月9日に終了した、クラウドファンディングサイトReadyfor?での挑戦。
本当に多くの皆様、ありがとうございました!
終了までの道のりをどど〜んと公開第2弾!
こんにちは!
現地スタッフのひろよです。
バラナシは本格的な雨期に入り、
ガンジス川の幅も広くなってきました。
現在、76名の方々からのご支援により、
753,000円の支援を頂いております。
本当にありがとうございます。
この私立化、なぜそんなに大切なのか…?
と、思い方も沢山いらっしゃると思います。
プロジェクトページで、我が校の現状なども書いていますが、
本日はもっと詳しくお話させて頂きます。
現在の世界人口は、約70億人。
日本は、約1億2653万人。
インドは、約12億2451万人。
インドでは出生届率も悪く、この統計よりも人口は多いはずです。
教育水準は、日本が世界の35位に比べ、インドは147位。
小学校・中学校・高校、それからの進学や修学率の統計です。
識字率は、日本が世界の23位に比べ、インドは137位。
世界の非識字者は、約8億人。
この3分の2が女性です。
更に2020年には、
基本的な文字の読み書きが出来ない人の半分が、
インドにいる事も予想されています。
識字率が上がれば、
・母親の健康増進
・幼児死亡率の減少
・エイズなど感染症伝染抑制
・餓鬼と貧困の軽減
が見込めるのです。
インドでは、全てにおいて選択肢がほとんど男性のため。
女性は家事、子どもや兄弟の世話。
こんな言葉もあります。
「男の子を産むことは、天国で日の出を拝むようなもの。
女の子を産むことは、晩餐会に招かれざる客を連れてくるようなもの。」
これを読んだ時に、私は愕然としました。
マザーベイビースクールには、女の子も沢山通っています。
識字率100%の日本。
この現状をリアルに感じる事は難しいかもしれませんが、
これが現実なのです。
私は、非識字という事を、こちらに来るまで意識もしませんでした。
普通に会話をしている=文字の読み書きは当たり前に出来る。と思っていました。
そこに意識もしていなかったのです。
それはきっと、私が何不自由なく教育を受けていたから。
教育を受ける事が当たり前に育った私たち。
生まれた国が日本だから、あなたは教育を受けれます。
生まれた国がインドだから、あなたは教育が受けれません。
6歳になり、
「小学校には通えない。
なぜならお金が無いから、あなたには働いてもらわないとね」
と言われる子どもがいたら…。
子どもにはなんの責任もない。
もちろん、親にも責任はないです。
責任は誰にもないと思います。
地球に住む人間なのは変わりないのに、
生まれた国が違うとこうも違うのか…。言葉が出ませんでした。
でも、私たちには出来る事はある!!
生まれた国は、変える事が出来ません。
生まれる前に、選択も出来ません。
大人になってからよく、
「もっと勉強しておけば良かった!」
などと口にしますが、インドでは、
「もっと勉強がしたかった」「本当は学校に通いたかった」
と、学校に通う前提の話になります。
教育は、子どもたちにとって将来の夢くらい大きな物です。
1年なんてあっという間かもしれませんが、
私立化が1年後では遅すぎます。
1年、1ヶ月、1日、1秒たりとも無駄に出来ません!!
この私立化は、「今」やるしかないのです。
NPOの運営資金は、皆さんもご存知の通り寄付金です。
打ち出の小槌からどんどん出てくる訳ではありません。
皆さんの協力無しでは、私立化もさながら、マザーベイビースクールの運営も出来ないのです。
教育は生涯の宝物。
教育は当たり前の物ではない事。
子どもたちのこれからに、少しでも多くの道を作ってあげたい!
少しでも多くの方々のご協力、よろしくお願い致します。
終了期限まで12日。
まだ目標金額には遠いです。
皆様の助けが必要です。
この金額が必要なのです。
今一度、お力をお貸し下さい!
よろしくお願いします。
学校付近の風景。市街地とは全く違い、のどかです!
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