2010/05/05

Letter from Marii

今日は皆さんに!
マザーベイビースクールで、2010年4月からの1年間働いてくれることになった
NEW STAFFの、まるも まりいちゃんを紹介!
(言い辛いと思ったでしょう?!‥‥でも慣れます!これがチャームポイント!笑)


彼女のこのメッセージを読んで、そこのあなた、
なんでもいい、一歩踏み出すきっかけ&勇気になってくれれば、私たち一同、嬉しく思います。

いっときますが、彼女も同じ人間です。笑

普通の25歳の女の子。

まいこブログ初!
バトンタッチで、ご紹介です!

それでは、どうぞ~☆

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ナマステ、はじめまして!
舞子さんのインド・バラナシ日記を楽しみにされている方、すみません。
今回は違うんです。

申し遅れました!
4月からマザーベイビースクールでスタッフとして働かせていただいているマリイと申します。
マリイは本名で、漢字で茉莉衣と書きます。

3月末まで東京の小学校の教壇に立っていました。

そんな私がなぜインドに渡り、マザーベイビースクールで働くようになったのか、
今回はその経緯をご紹介したいと思います。
拙い文章ですが、読んでいただければ幸いです。

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『私の好きなもの』

●子ども―教えること。
●旅―新しい人・ものに出会うこと。

身近に先生がいたとか、旅の達人がいたとか、そういうことは全くなくて。
導かれるように、好きなものが精選され、この2つが残ったように思います。


●子ども―教えること。

第一志望だった某国立女子大に落ち、横浜某大の教育人間科学部へ。
「絶対先生になりたい!」っていうのはなかったけれど、私に出来ること‥
これしかないよなぁ‥となんとなく思っていました。

小学校4週間、中学校2週間の教育実習を経て、教員採用試験を受けて先生になりました。
2008年4月1日、校長室で「1年生の担任をお願いします」と通達されてから、
28人の子ども達の担任としてあっという間の2年間を過ごしました。

ひらがなや数字の書き方から始めた子ども達が、漢字を100個、200個と覚え、
掛け算九九もすらすら言えるようになって…。

自分の指導がダイレクトに現れるこの仕事はとてもやりがいがありました。

名前の書いていないプリントが教室に落ちていても、字の形で誰のものか分かるくらい(笑)、
日々を教師生活に捧げていたかも。



●旅―新しい人・ものに出会うこと。

初海外は大学2年になる春休み、友達と韓国へ。

ソウル、異国感が刺激的だった。

板門店(北緯38度線上にある米軍当地のエリア)から北朝鮮の荒涼と広がる大地を見たとき、
飛行機で2時間の国からこんな景色が見えるのかと衝撃的で、頭がぐらんぐらんした。

広い世界の存在を知り、それから時間とお金ができるたびに海の外へ。

知らない土地を歩くのが楽しかった。

世界の多様性が心地よかった。

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そして‥『インドとの出会い』


3,4年前版の読み込んだ某ガイドブックが家にあったその時、
きっと昔から「行きたい!」という気持ちはあったんだと思います。

けど危険そうで怖いし…と先送り。

「若いうちしかいけないよ。」との友人談に焦り、2010年を迎えるお正月、インド行きを決行。

デリーINで、アグラ、バラナシを回ってコルカタOUTという日本人定番コースの10日間。

文化、宗教…日本と違いすぎて何だかいろいろ考えさせられました。

帰国後、3学期が始まって日常に戻ってもインドの濃さが懐かしく、恋しく・・・

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そんな気持ちの2010年1月23日、『地球を遊ぼう』の出版イベントの高橋歩さんの講演会で
マザーベイビースクールのことを知りました。


!!!脳みそスパーク!!!笑


お金のためじゃない、自分の納得したことを実践できる、誰でも先生になれる、異文化交流…
そんなPEACEが溢れたこの学校に、心臓ど真ん中を射抜かれました。


帰りの電車の中で、『地球を遊ぼう』を熟読。

翌日には舞子さんに連絡を取っていました。

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この話をすると「よく即決したねぇ」と100%驚かれるのですが。

今まで、やらなくて後悔したことはいっぱいあるけど、やって後悔したことは、一度もなくて。

自分の心のわくわくセンサーが動いたら、それに従ってあげられるのは、自分だけだし。


〝びびってやめちゃうか、びびってもやるか〟


〝この時代、日本に生まれて、選べる自由があって‥〟


それならやっぱり一番やりたいことをやったほうがいいと思って決意しました。
(歩さんの言葉多々引用)

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最大の難関は両親と校長先生、副校長先生の説得でした。

始め、教育公務員を退職しインドへ行くと話したとき、
「この子は何を言ってるんだ?」と、ぽかんとした顔をされたことを覚えています。

そこから「考え直すように」と説得され、何度も話し合い‥‥‥


最後は、「それだけ言うならしょうがない、頑張ってみなさい。」という感じでした。
心配をかけてしまうけれど、こちらで頑張ることで、もっと認めてもらえるのかなと思います。

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そんなこんなで始まったマザーベイビースクールでの生活。

インドで学校・ゲストハウスを維持することの大変さを日々実感しています。

でも子供達は、元気で、頑張り屋で、人懐っこくて、本当に可愛いです。

彼らのために自分ができることをできる限りやりたいと心から思えています。


これからの目標は‥

*子供達の学ぶ意欲に応えるような活動をすること。
*来てくださるゲストが、今以上に居心地最高!と思えるゲストハウスにすること。

です。


この決意がしっかり実行されているか確認する意味も込めて、
是非是非マザーベイビースクールに遊びに来てください。笑
お待ちしております。

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外からは子供達がクリケットををする歓声と、時々牛やヤギの鳴き声が聞こえてきます。

たくさんの人の夢がかたちになったこの場所には、今日もPEACEFULLな時間が流れています。

朝6時半、まだ涼しい風が吹く中、マザーベイビースクールの屋上にて。


                             まるも まりい



3 件のコメント:

  1. 今年の2月に初めて「MBS」行って、今高校の体育教師を目指している者です。偶然にも大学と学部が一緒(2006年3月卒)ということもあって思わずコメントしてしまいました。同世代の人がそうやって大きな決断をして自分の人生を歩んでいっている姿勢に刺激を受けずにはいられません。恥ずかしながら私は今年で6回目の教員採用試験になりますが、自分の夢を諦めずにとにかく突き進んでいきたいと思います。お身体に気を付けて頑張ってください。応援してます。  tak

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  2. 今年の2月に「MBS」に行った者ですが、偶然にも大学と学部が一緒(2006年3月卒)でしたので思わずコメントしてしまいました。私は高校の体育教師を目指して、今年で恥ずかしながら6回目の採用試験になるのですが、こうして同世代の人が自分の人生を自分で切り拓いて歩んでいっている姿勢に刺激を受けずにはいられません。現地での生活となると、旅とは違っていろいろ苦労も多いと思いますが、お身体に気を付けて充実した一年になるように頑張ってください。私も刺激をもらいつつ自分の夢に向かって突き進みます。応援しています!!

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  3. ありがとうございます!

    08年卒なのできっと構内ですれ違ってますね。

    国内外で頑張っている方々とこうして知り合え、私も刺激をもらっています。

    こちらこそありがとうございます☆

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