2010/07/19

奇跡の生還

よくありますよね、日本のテレビで。
私もよく見ていました。

そう、今回のブログ内容はそれ!

あれに投稿できるようなことが、今私がいる、ラームナガルの町で起こったのです。(笑)


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事件は突然起こった。

いつものように、街からの帰り道。

オートリキシャー(3輪のドアのない庶民の利用するタクシー)に日本人スタッフと4人で乗り込み、
いつもの道をガタンゴトンと走っていた。(日本の電車のレール以上に道が悪いんです‥)

道は悪いけど、結構大き目のコンクリートのいつもの道。


「あ、あそこにあんなお店があるんだね~」
なんて、他愛ない会話がそんな喧騒の中でされていた。


アレレ?!


来る!来る来る来る来る!!!!


何が来るって、でっかいでっかい、トラクター!

運転席はむき出しになって2人座っていて、後ろの荷台には3tくらい積んであるであろうレンガの山のトラクターが、
車線をもろにはみ出し(車線なんてもともとないけど)私たちのオートリキシャーに向かって、

来る!


?!え?!
何でこっちに来るの?!


・・と思った、その瞬間!!!!!



クラッシュ!!!



私たちのリキシャーの、インド人運転手は外に吹き飛ばされ、
そしてリキシャーはクラッシュしてきたトラクターに脇の民家の壁まで押され、
その間、リキシャーの中で私たちは吹っ飛ばされた!!!



私、死んだ?かな?


そんなことも思っていた、その瞬間。

だから、意識はありました。(笑)



リキシャーが民家にぶつかって、押されることまで押されて、止まった。
吹っ飛ばされた私たちもリキシャーの壁にぶつかって、止まった。

リキシャーから飛び降りた私たちは、まず4人で怪我や安否の有無を確認しあった。


4人とも壁にぶつかった衝撃で、少々思考回路停止状態。

衝撃的過ぎて、わけわからぬまま気付けばインド人の野次馬に囲まれていた。


それでも、私はマザーベイビースクールに帰らなければならない。

そういう意識は本能で働いたんだと、思う。

うじゃうじゃ集まってくるインド人からも逃れたくて、リキシャーを見捨て(笑)、
皆と学校に向かって歩いた。



歩いている時に、トラクターの運転手が逃げようとしていたところを、
結局警察に取り押さえられていた場面に出くわした。

その様子を少し見ていたら、何だか酔っていたような・・・?!


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今でもその場所を通るたび思い出す。
前からトラクターが突っ込んでくるフラッシュバック。


そして、褒めていただけるかな?

この現状をどうしてもブログにアップしなければと、
ブロガーまいこはてんぱる思考回路をやっとこさ回転させ、取りました、写真!(笑)



奇跡は起こった。

そんな事故で、運転手のインド人は病院送りの大怪我という大惨事となったものの・・・

その後の私たちはというと・・・

みなさん!

怪我一つなくインドの田舎で地に足付けて、


〝生きています!〟



私には走馬灯はなかった。(でもトラクターがぶつかるまではスローモーションだったけど)

他の3人は「あれを走馬灯って呼ぶんだね~」なんて会話をしていたり、今ではいい経験。(笑)



追伸 後日談ですが。。。

    ふと、インド人に聞いてみた。

まいこ 「あんな事故の時、インド人の保険とかってあるの?誰か保障してくれるの?」と。

インド人「そんなもの、あるわけないじゃん。皆自分でなんとかするんだよ。ハハッ。」
     
何を言っているんだこいつはという感じで、軽くあしらわれたまいこでありました。










1 件のコメント:

  1. 先月ステイさせてもらった(まいこさんが帰国される日にいた)純子です。
    読んでびっくりしました。お怪我が無くて何よりです。しかしリキシャの運転手さんはまさか、私たちがお世話になった方じゃないと良いんですが・・・
    帰国して皆でインドであの交通状態から生き残った事を感謝したところでした・・・
    とにかくご無事で、元気でお過ごしください!!

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