2010/04/30

うちのゲストハウスにもは屋上に水を貯めておくタンクがある。

でも、皆が好きなだけ水を使ったら、すぐになくなってしまう。


この村でも、水は限られている資源。

もちろん電気もだ。



水も電気も24時間、ナイ。



2月、3月は満室続きで、タンクの水はすぐスッカラカン。

学校の子どもたちにあげる水もない状態が続いた。


その度、スタッフやお客さんで、井戸まで水を汲みに行き、暑い中、バケツで何度も何度も往復した。



ところが今日、そんなゲストハウスの状況をみて、3月に一ヶ月スタッフを手伝ってくれていたタカオさんが、なんと、1,000ℓのタンクを寄付してくれることに!

色んなタンク屋を回って回って、カワイイ青色のタンクを見つけた。



さて、今日からタカオタンクのおかげで私たちはより快適に生きられている。

感謝してもしきれない。

私やお客さん、子どもたちの救世主となった。





水って、すごく、すごく大切。

知っていますか??


私は日本にいる時は、知りませんでした。

水には、限りがあるんです。


世界の数ヵ国のみが、水を自由に使える。

そんな事実を、最近身をもって勉強している。




そんな地球の資源は、数少ない裕福層が支配している。

生きていく上で水を飲めない人々。


もちろんこの私たちの村より、もっと厳しい環境におかれている人々は沢山いる。

それを思うと胸が痛む。


そんな人たちのことを少しだけ、解ることが出来た、このインドで。




ここから、もっと色んなことに力を貸せるようになれればと、今、私はもがく。







ありがとね、タカオさん♡

2010/04/20

初めての遠足

事は、ついつい半年前にしちゃった約束にさかのぼる。


だって、皆楽しそうに、一生懸命勉強してるんだもん!

「ちゃんといい子にに勉強してたら、どこかに行こうね~」
なんて軽はずみな私の発言に子どもたちは反応しまくった!笑


「え!本当―?!」
「どこどこ?!」
「ネパールー?!」

なんて、もう子どもたちの気分はピクニック!


他のNPOが支援している学校や、インドの私立などの裕福な学校は、近隣国のネパールなどに行ったりもしているようなのです。(遠足で海外に行くなんて、おもしろすぎる!)

そんなことに感化され、私も軽~く、「ネパールいきて~!!!」
なんて思ったり。

最近学校もゲストハウスも起動に乗り出していて、もうちょっと頑張れば、遠足に行けるかなって思っていたところ。
そんな時の軽はずみ事件だった。


それからというもの、その約束の実現のため、密かに遠足貯金をしていたまいこだった‥
(そーゆーの、得意なんです 笑)


どれくらいだったかなー・・・
約半年?かかりましたが!!!!!



やったね!
頑張れば、夢叶うんですよね!


ネパールには及ばないけれど、バラナシの市外から約40分、学校から約1時間のところにある、ブッダの縁ある歴史の所、
聖地〝サールナート〟
へ、行ってまいりました♪









前日から準備に大忙し。
※インドは準備に念の念の念までいれてもさらなるアクシデント&ハプニングに見舞われます。はぁ~。。


子どもたちのお菓子、ジュース、それを冷やす氷、遊び道具、そして私たちを連れて行ってくれるバス・・・
準備はしっかりぬかりなく!
引率の日本人へのお弁当も、暑さ対策で、ものもちがいいものを用意した!笑

明日は イザ、出陣!


当日は子どもたちがお洒落して、朝早く(こういう時は遅刻なく 笑)、
大事そうにお弁当を持って、集まりました!


Let‘s gooooo!!!


さぁさぁ!そして来ました、1個目のハプニング!(早い!笑)

予約したバスは、なんと、ちょーミニバス!
どうみても10人乗りほど。
こっちは約40人。

それでも、乗るしかないんです、In インド!




もうめちゃくちゃに詰められて、子どもの上には子どもが乗って、ミニバスの上には引率の日本人ボランティアが乗ってます!







はい。
ようやく。

出発、進行~!!!!!!


インドでは、ほとんどの学校は遠足なんて行かない。
家族とででさえもそんなに遠くに出かけることは、稀。
毎日、皆、ほとんど家の周りでたんたんと日々を過ごして、小さな小さな世界の中で生きている。


だから・・・かな?

人間輸送車くらい詰め込まれているのに、子どもたちは満面の笑み。
それにつられてはしゃいじゃう私たち。
普段の学校ではない会話を交わし、笑い、歌い、踊り、車はパンク寸前?!


そしてきました!ハプニング2!


途中で警察に呼び止められた。
そりゃそうか・・・
なんて、ここで私が諦めてはだめです!!!

もちろん、バスの上に乗っていること、定員オーバーを注意された。


折角のこんなに楽しい遠足日和を台無しにされてたまるかと思い、インド人根性まいこの、インドで培った技を出し、なんなくクリア!(技についてはご想像にお任せします 笑)



さぁ、サールナート到着!


皆で手を繋いで、班に分かれて、大きい子は小さい子の面倒をちゃあんとみてる。

博物館でも、子どもたちはブッダを見つけては、教えてくれる。
一列に静かに見学も出来るし。

「あぁ、なんていい子なの♡」


その後行った日本寺。
まったくもって、日本の寺。
びっくりです。

子どもたちにも嬉しすぎて、熱弁してしまった 笑
私の一人てんぱり具合に、きっと子どもの何人かは勘違いしてる、日本人は皆こんな家に住んでると‥
(ごめんなさい、日本人の皆さん 笑)





境内で皆で座禅を組んだり、なんといっても生徒全員でも集合写真。
これは宝物ですね。ふふふ。



そしてお待ちかね、ランチタァ~イム!


子どもたちがおいしそうに木陰でほおばってる顔を見てたら、それだけでお腹いっぱい♡


・・にはなりません!!!

私たち日本人も、外で食べるおいしいご飯をお腹いっぱい平らげて、もう幸せ全開です!


芝生の上で、フリスピーに、ハーモニカ、すべりだいにサッカー、鬼ごっこ、お昼寝、おやつタイム。






何をするとか関係ない。
こうして一緒にここにいられる事実がある。


あ~(インドで先生)やってて良かった。
この日のためだけにインドで頑張ったと言ったとしても、過言ではありません!


たとえこれから子どもたちに満足な教育を与えられなくとも(たとえです)、
こうしていつまでも子どもたちの笑顔を見続けられることに意味がある。


子どもたちと、一年分遊んで、笑って、話して、愛した気分!


しかもハプニングは2つで終わって、めっちゃラッキー 笑



子どものころの気持ちを思い出した。
あぁ、私も遠足って大好きだったな。
遠足の前の日は、楽しみで寝られなかったな。
子どもといると、私まで純粋な気持ちを思い出させてもらえる。
単純なことへ感じる、

シアワセ


そう、幸せって、とてもシンプル。


またこんな笑顔を見たい、見続けたい。
だからまた明日から頑張るよ!
いつもありがとう!
大好きだよー!!! 
私のパワーの源は、あなたたちだからね。

2010/04/11

チンピラ

アロハシャツに坊主。
そんな格好で訪れた、坂本氏。

『おいおい、ココにてきやはありませ~ん』

なんて思ってみたり。


・・・ところが!

彼、ヒンディー語、しゃべれるんです!

そんなところから話は弾み・・・
坂本氏の実態が明らかに!

彼はインドのプリーという町で、ゲストハウスを運営サポート、学校での教育、サンタナゲストハウスに来る日本人に楽しんでもらおう企画をしている、なんとも愉快な性格で、勉強家。

同じインドで頑張っていると思うと、親近感、湧く&ワクワク。



ヒンディー喋れるもんだから、子どもたちもお話できて、本当に嬉しそうだった。

昼は一緒に授業に取り組み、夜はビールで盛り上がる。

あっという間の4日間。


もっともっとインドと日本を盛り上げていきたいという気持ちに脱帽でした。

私も今後、いろいろと坂本氏に学ばせてもらうだろうと思っています。

バラナシ&プリー!

共同作戦始動っす!


プリーに行く際は是非こちらへ・・・↓
http://www.indiasantana.net
℡ 0091-099-3701-2985


ごめんなさい、坂本さん。
こんな写真しか・・・笑
(でもこんな感じのムードメーカーですよ はは♪)



2010/04/02

鯛焼き

私の嫌いなもの。

豆。
甘いもの。

だから鯛焼きも、子どもの頃から手を出さず・・・
食べたとしても、皮のみ。


しかしそんなある日、鯛焼きで社会貢献してる、長島さんがいらっしゃいました!


長島さんは、世界中の人々に鯛焼きを焼いて、食べてもらってるんです。

とにかく謙虚で、鯛焼きがきっかけで、今の婚約者と会えたという、すごい縁の持ち主。


マザーベイビースクールでも、子どもたち一人一人に焼いてくれました。

とにかく毎日子どもたちに食べてもらえる味を研究してて、暑い日差しの屋上で、朝から夜まで、焼き続けていました。

思いは実り、子どもたちは大喜び。
そんな大きな魚は食べたことありません 笑

小さな口で、おもいっきりほおばっている姿は、VERY CUTE!!!
子どもたちを食べたくなっちゃうくらい、VERY CUTE!!!!!


最初長島さんと話した時、実は・・・・

「ゲ!あんこ食べれんし~!」

・・って思ってたけど、長島さんは私のためにプレーン鯛焼き、バナナ鯛焼きを作ってくれたのです!

インドで鯛焼きを食べられるなんて。
なんて美味しい♡

そんな長島さんは、今もどこかで鯛焼きを焼いて、皆を幸せにしているだなぁ~。。。

素敵です!