インドの数少ない祝日の一つ。
この日は学校で、国家を歌い、お祈りして、旗を掲げ、お菓子を食べる。
インドの学校にとって、とても大切な日なんです。
数あるお祭りに翻弄され、やっとインドの文化を掴みつつある、私。
実はこの日、沢山の人からの募金、宿泊費から、ようやく教科書を買えることが出来ました。
学校が始まって以来、教科書など使わずにやってきた。
でも最近、モンスターペアレンツから怒涛の〝教科書くれ攻撃〟を受けていた。笑
実際、運営費に回すことにいっぱいで、教科書代にまで手が届かなかった。
１年半かけてようやく、教科書代が溜まり、晴れて子どもたちの手へ・・・
ゲストハウスにある赤い募金箱。
よく頑張ってくれました。
そして何より教科書のこと、子どもたのことを考えてくれて、日本から、そしてインドで、協力してくれた皆さん、本当に感謝しています。
この日から毎日、子どもたちは大切に教科書を持ってきています。
この日から毎日、教科書を使える幸せを沢山の笑顔にしてくれて、私に返してくれています。
そして教科書負けしないように、私ももっともっとーヒンディ語を勉強して、子どもたちにちゃんとした教育を与えられるように頑張りたい。
小さな積み重ねが、こうして形となった、すごく貴重な日。
また今日が新しいスタートの日となった。
マザーベビースクールを支える、事務局スタッフ。
訪れた国は約50カ国に及ぶ。ボランティア内容として、カンボジアでのエイズ・孤児・教育問題支援、タイのエイズ患者看護や、また、津波による復旧支援、インド・コルカタのマザーハウスの重度身体知的障害児施設にて介護、インド・ポンディーチェリーの孤児院にて孤児の世話、ネパール・ポカラの孤児院訪など。 2008年「マザーベイビースクール」の建設と開校を経て、NPO法人オンザロードを発足。その後2年半、現地駐在員責任者として学校とゲストハウスの運営を行う。現在は、NPO法人オンザロードの副理事・事務局長として日本国内でのファンドレイジング・広報活動を行っている。;
