2019/06/18

イスラム教徒の夏☆

酷暑期の夏休みも、残り2週間となりましたが、まだまだ暑いバラナシです。
子どもたちも、大人たちも猛暑の日中は涼しい所で昼寝をしたりし、
気温がやや下がる夕方から夜までの時間に活動します。
街中も同様、夕方から活気づくこの季節は、日中に出かけると必ずと言って良い程に、
「こんな暑い中どこ行くんだ?」と声をかけられます。

そんな酷暑の夏。
イスラム教は約1ヶ月に渡る断食をします。
5月上旬〜6月上旬までの間、朝3時に起きてお祈りをし、日の出前に食事を済ませ、
日没時間の18時半まで食事もおろか、水さえも飲めません。
何もこんな暑い時にしなくても…と思いますが、
宗教上決まっているので選択の余地はない…。
信仰心の強いインド人。
イスラム教全員がしているんだろうと思いきや…。
「今日は暑すぎるから無理!」と、普通に食事をする人もいます。笑
週に1度、モスク(イスラム教の寺院)へ行き、礼拝をするもしないもその人次第。
全然行っていない人もいれば、毎週欠かさず行く人もいます。

この断食では、飲食を断つことから
・私利私欲押さえる。
・悪意を排除し、他人を思いやる精神。
を養っているそうです。

約1ヶ月の断食が終わった翌日は、断食明けを祝う、
「イード」と言うお祭りがあり、新しい服を着て街に繰り出したり、
親戚の家へ行ったりして大いに盛上がります!


【新しい服を着ておでかけ準備♡】


【お化粧もしているよ☆】


【この日を楽しみにしてたよ!】