2017/10/28

ボランティアさんのご紹介☆

皆さん、ナマステ!
バラナシはやっと、朝晩が涼しくなりました。
でもまだ、日中は暑い日が続いています。
日本はもう冬へ向けて、着々と冷え込んでいるみたいですね!

今日は、9月に来校されたボランティアの方お2人をご紹介したいと思います!
マザーベイビースクールでは、随時ボランティアの受け入れをしていますが、
年々ボランティアに限らず、インドへの観光客が減少しています。
インド=怖い…危ない…のイメージが強いみたいです💦

今回、お友達同士で来られた、
海東 章美(かいとう あきみ)さん、
安宅 貴等(あたぎ たから)さん。
バラナシに到着してから、ボランティア参加のお電話をもらいました。

祝日を挟んでいたので、ボランティアの方が特技を活かして先生になれる、
【特別授業】での内容を考える時間もたっぷりあり、
お2人は【手作り名札を作ろう!】を考案☆
そのために、参加生徒数は何人か?何歳位なのか?男女比は?
と、子どもたちのためにとても熱心に考えてくれて、何度もお電話を頂きました!

ボランティア参加をする方々は、本当に色々な方がいます。
現地で知った方、インド人に教えてもらった方、
日本から申し込んだ方、本で知った方などなど。

章美さんと貴等さんは、地球の歩き方で知ったそうです。
学校に来る前に、事前調査も万全で、
オンザロードのHPを隅から隅まで読んでくれていました!
なので、当校の成り立ち知識が完璧☆
私からは、現在の様子やこの活動の1番難しいことなどをお話させてもらいました。

子どもたちが勉強する姿を見てもらったり、
休み時間に一緒に遊んでもらったりして、
学校従業員が作る家庭のカレーを堪能!
インドに来てからカレーを食べていなかったお2人は、
「本当に美味しい!」と大絶賛☆
従業員ビビことママの腕はさすがです!


昼食を終えてから、特別授業の実施。
ちょっとドキドキしながら、子どもたちの前で自己紹介と名札作りの説明を開始。
子どもたちも、真剣に聞き、作業に入りました!
カラフルなセロファンを切るなど、慣れない作業ではお2人がサポートをし、
名前を書いた紙を土台に貼ってもらいました。




【カージャル、手に気をつけて!】


【デコレーションする形を切る、ナジュラーナ☆】


【細かい部分に苦戦中のスラッダー!】



しかも、この土台、お2人が事前に作って来てくれた物!
厚紙に、インドの布を巻いた、なんとも可愛い名札でした♡




【貴等さんのサポートで、完成間近!】


【章美さんに、瞬間接着剤で名札を貼ってもらいました!】


【完成した名札に嬉しいそうな、ジッテン★】




名残惜しくも、子どもたちとはお別れ。
子どもたちにとっても、とても楽しい時間となりました!
本当にありがとうございました!


お2人から、このボランティア体験で感じた感想を、後日頂きました。

☆章美さんのご感想☆
この学校は教育を無償で子どもたちに提供している学校。
その為、資金のほとんどは寄付で支えられています。

子どもたちの使うノートや鉛筆をはじめ、あらゆる物が支援により成り立っています。

約80人に及ぶボランティアで築き上げられた内装が可愛らしく、
風通しの良い校舎で教育熱心な先生方と元気いっぱいの子どもたちに出会いました。
中には英語や日本語で自己紹介をし、兄弟を紹介してくれたり、
話が終わると皆で風船を使ったドッチボールをしはじめたり。とてもフレンドリーです。

そして授業見学では、
インドの教育がどのようなものなのかについても触れることが出来ました。

1950年に廃止されたインドのカースト制度ですが、現在も強く残っています。
現況、家庭事情により学校に通えない子が多く児童労働が問題になっています。

ですがそのような制度下の中、カーストが関係ないIT業界は競争が激しいゆえ、
その技術が世界でも認められているIT大国インド。
生まれた環境に負けず、強く生きている人々がいるということに、
自分こそ強く刺激されていますが、
このマザーベイビースクールの子どもたちも無限の可能性があることを再認識しました。個人的にこれからも出来る範囲での支援を続けていきたいと強く考えています。

【まずはこの経験をひとりでも多くの人に伝えること!】

現在ではマザーベイビースクールの現地ボランティア、
寄付に関しても支援が以前に比べて少なくなっていると聞きました。

ここインドでは寺院、宗教儀式の鑑賞後や観光地などでDonation boxがあります。
直接求められることも多いです。
一般的に助け合いの文化が根強く存在しているせいか、
Donationをしている人を多く見ました。

以前読んだことのある記事で、
日本では、「人に迷惑をかけてはいけない」と教わりますが、
インドでは、
人は迷惑をかけてしまうことがあるので、
迷惑をかけられても許してあげましょう」
という教えがあるそうです。
しかしながら自国だけでは特に教育に関して補助が必要な現況です。

正直私は現況に触れることが出来たからこそ、
継続的な支援の重要性をより強く感じています。
実際に肉眼で触れると触れないでは感じれることに限りがあるかもしれませんが、
少しでも何かを感じて頂けるようでしたら幸いです。

最後に……

子どもたちの成長を見るのがやりがいとお話ししてくださった、
現地のスタッフひろよさんの強く勇ましいお人柄に良い刺激を頂き、
この場で感謝申し上げます。


☆貴等さんのご感想☆
私たちが教室をこっそり覗くと、子どもたちは気付いた瞬間、
無邪気な笑顔で「ナマステ〜!」と挨拶をしてくれました。
キラキラした目が可愛くて、愛おしさがぐっと込み上げてきました。

日本人スタッフのひろよさんは、3年ほど日本に帰国してないと伺ったので、
「何か欲しい物はありますか?」と質問すると、
「鉛筆削り!インドだとすぐに壊れてしまうの!」
と答えてくれたのが印象的でした。
自分の欲しい物を聞いたつもりでしたが、ひろよさんは迷いなく、
子どもたちに必要なものを浮かんだのでしょう。
子どもたちへの愛が強く伝わった瞬間でもありました。
「私も子どもたちの力になりたい!!」

この時感じた事を日本で伝える事。
それこそが、これからの始まりだと思っています。




【本当に楽しい授業、ありがとうございました!!】


マザーベイビースクールでは、随時ボランティアのご来校をお待ちしています!
(※事前連絡必須です!)

行きたいけど、インドに行くのが不安な方は、
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